※ 大川先生について
はぁ・・・隣の芝生は今日も青いね~!
人のものが欲しい時期ってあるじゃないですか?
・・・やれやれ。
株式に関しても、自分が今使っている証券会社があっても、
後から条件やサービス面で優れた証券会社が見つかる場合もあるんだよね。
にわかで株始めちゃったら特にそうかも。
まあまあ落ち着いて、
そんな時は証券会社を変更することもできるのよ。
とりあえず、この証券会社を変更する手続きのことを
「移管(いかん)」って言うの、覚えといてね。
で、今回は、移管するとき、今自分のポートフォリオとして、
存在している保有株の扱い方とか、移管方法、注意点とか、説明するね。
今使っている証券会社から別の証券会社に取引口座を変更する場合、
そもそも証券会社に預けているのがMRF(現金)だけだったら、
そのお金を引き出して新しい証券会社に移すだけで完了。
わざわざ手続きするよりも出金、振込をするのがおすすめよ。
そうじゃなくて、証券会社を変更する上で問題なのが、
今使っている証券会社で株式などを保有している場合なの。
もちろん、その株式を売却してから現金化して、
移動させることもできるっちゃできるけど、
証券会社を変えるためにわざわざ売るのも馬鹿らしいじゃない?
そういう場合は証券会社間の
「株式移管(かぶしきいかん)」という方法で、
Aという証券会社からBという新しい証券会社に
移動させることができちゃうの。楽チ~ン!
移管方法について、
今回は「証券保管振替機能(ほふり)」のやり方を紹介するね。
まず、株式を預けている証券会社(出庫先)に
「口座振替依頼書」を請求すること。
次に、口座振替依頼書に必要事項を記入し返送すること。
最後に、証券会社に到着後1週間~2週間で、
株式が新しい証券会社の口座に登録されるよ。
通常はこんな感じの流れになるよ。
注意点としては、“一般口座から特定口座”や
“特定口座から一般口座”っていうのは無理だからね。
特定口座間や一般口座間なら移管できるよ。
あとは、特定口座間の移管の場合、源泉徴収のあり、
なしについての制限はないからね。
ちなみに、ここでの手続きは株式(単元株)だけの扱いなの。
同じ株式でもミニ株(株式ミニ投資)や投資信託、
外貨MMFや外債とかの場合、移管先の証券会社でも、
取り扱いがあることなんかが条件になるから、
このあたりの商品も投資しているとなると移管はちょっとやっかいかもね・・・。
要するに、証券会社の移管は株式だけなら結構簡単にできるんだけど、
それ以外の商品があると簡単にはできないってこと。
今度は慎重に選んでね。
ま、証券会社選びはやり直しがきくからいいじゃない。
人生はそうもいかないのだから。