株塾の相場師朗先生が教える手法のひとつ、下半身は相場流の基礎中の基礎。
どんな場面でも買いエントリーはいつも下半身が基本
なんです。
もちろん下半身じゃないところでも買いを入れることはありますが、それは上級者やイレギュラーな場合のみ。
相場流の基本は下半身で買い、逆下半身で売りということになります。
下半身をもっと学ぶなら・・・
ざっくり図解で説明
まずは図解でざっくり解説していきます。
赤い線は5日移動平均線です。
下半身は赤い線の上に半分以上、陽線で出た状態
逆下半身は赤い線の下に半分以上、陰線で出た状態
下半身はしばらくMA5の下にローソク足があって、初めてMA5の上に出たときです。
図のようにずーっと下げてきて、ぴょこっと出たところが理想的。
逆下半身はその逆です。
相場式では基本的な買い、空売りのポイントは、この下半身と逆下半身で行います。
実際のチャートで見てみましょう
ここでは実際のチャートで下半身と逆下半身を見てみましょう。
赤丸が下半身、青丸が逆下半身のポイントです。
このチャートを見れば、下半身で買えば上げが取れるし、逆下半身が出た時に売りを入れれば下げが取れることが分かります。
このチャートでは全体的に上げ基調なので、下げはあまり取れませんが、上げは大きな利益が見込めます。
下半身と逆下半身だけでも、なんか上手く行きそうでしょ?
流れに乗らないと失敗する
ただし、下半身逆下半身だけに頼ると失敗することもあります。
下のチャートを御覧ください。
きれいに下半身のサインが出ています。ここで買いを入れると想定しましょう。
下半身が出たから買ったのに、結果下げてしまいましたね。
このチャートでは基本下げ基調なので、下半身であっても買いを入れると失敗することが多いです。
下げの局面では買いはやらない
それを心に刻み、下半身を待つだけでも上手くいくんですね。
とくにパンパカパンのときは下半身で勝てる確率はとても高くなります。
流れに乗ると上手くいく
逆に流れに沿うと上手くいきやすいです。下記のチャートを見てください。
PPPで上げ基調のときに下半身が出ています。ここで買いをエントリーしてみると・・・
その後もキレイに上がっていきますね。全体の流れが上げのときは下半身だけでも上手くいくケースが多いです。
他の銘柄、他の期間でも同じような動きをしますので、ぜひご自身で確かめてみてください。
まとめ
下半身は買いの基本的なエントリーポイントです。
逆下半身は空売りのエントリーポイント。
相場流の基本中の基本になります。
ちゃんと流れに乗っていれば、下半身で買いエントリーして、逆下半身まで持つ。
もしくは、逆下半身で空売りエントリーして、下半身まで持つ。
それだけでも上手くいきます。
下半身でエントリーして、勝ちの精度を上げるには?
いろんな場面の下半身を研究して、どの下半身が精度が高いか見極める必要があります。
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