株塾の相場師朗先生が教える手法のひとつ、クチバシ。
5日線と10日線が交差したところが、鳥のクチバシに似ているからそう名付けられました。
クチバシは上げ下げの転換サイン
今まで上げていた株価が下落に転じるとき、逆に今まで下げていた株価が上昇に転じるときに出るサインです。
かなり明確であり、わかりやすいサインなので積極的にトレードに使っていきたいですね。
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クチバシについてざっくり図解で説明
それでは相場式のクチバシについて解説していきましょう。
上記の図を御覧ください。赤は5日線、緑は10日線になります。
このように移動平均線が交差しているところがクチバシです。
ただ交差しているだけじゃなく角度が鋭角になっているところがクチバシになります。
- クチバシ :赤も緑も上昇して交差
- 逆クチバシ:赤も緑も下落して交差
というのが条件となります。
こういうのはクチバシではない
逆に上図のように、交差をしたとしても、移動平均線が逆を向いていたり、片方が横ばいだったりしたときはクチバシとはいいません。
ちなみに今回は赤と緑で解説していますが、緑と青、青と紫など近い期間の移動平均線の交差もクチバシと呼びます。
この図のような、いわゆる「クチバシもどき」は転換するように見えて、実際には転換しないことが多いです。
精度が高い場面は本物の「クチバシ」を見極める必要があります。
実際のチャートで見てみよう
上の図のオレンジ○がクチバシ、逆クチバシの場面です。
本物のクチバシ、逆クチバシのところはその後、大きく動くことが分かります。
逆に青○のクチバシもどき(交差しているけど鋭角ではない)では、あまり動きが良くないことが分かります。
もう一つチャートを見てみましょう
上図のように、やはりクチバシのところは大きく動きます。
最後の下げなどは、空売りのエントリーでかなり大きな利益が見込めますね。
ただ必ずしも大きく動くわけではなく、あまり動かないときもあります。
そしてクチバシもどきのときでも、大きく動くこともあります。
クチバシはあくまで判断材料のひとつです。
なのでクチバシだけでエントリーを決めるのではなく、他のテクニックも交えてトレードしていきましょう。
まとめ
赤は5日線と緑は10日線が鋭角に交差するとことがクチバシです。
クチバシの後は大きな転換点になる場合が多いです。
交差が鋭角ではない、クチバシもどきは転換に見えて転換しない確率が高くなります。
クチバシについては株塾の基礎動画できっちり学ぶことが出来ます。
簡単な技に見えますが、クチバシだけでも極めると、月100万円以上、株で稼ぐことも可能です。
さあクチバシを極めよう!