京都御苑の中にある京都御所。普段は一般人は入れない場所となっていますが、たまに一般公開され、中を見せてもらうことが出来ます。今回は今上天皇御即位30年の記念公開ということでした。たまたま京都の実家に帰るタイミングで一般公開されてたのでラッキー。

 

 

京都の人でも勘違いしている人がいるんですが、京都御所ってのは、京都御苑の中にあり、この塀の中の敷地のことを指します。通常は京都御苑全体を「御所」って呼んだりするから、勘違いする人が多いんだろうけど。ちなみに京都御苑は一般人が自由に入れるけど、京都御所は入るどころか、壁に触るだけでも皇宮警察が飛んで来るそうです。まあそんな大げさな・・・と思うかもしれませんが、

 

 

ほらちゃんとセンサーが付いています。壁に取り付いたらマジで怒られるらしい。バイク盗んだり、後者の三階から机を投げ落とすような中学時代のヤンキーも、御所についてはマジでビビってた。

 

 

さて、その禁断の京都御所の中に入ります。僕は今回が初めてです。京都に住んでたって御所の中に入ったりしません。東京の人が東京タワーに登らないのと同じ。ちなみに入場無料です。事前申し込みも必要ありません。ただし荷物のチェックだけ軽くあります。

 

 

まずは花車がお出迎え。今回の特別公開のために拵えたらしいです。

 

 

こちらが外部の人が来たときに宿泊するお部屋。奥から格が高い人が泊まるそうです。

 

 

牛車です。写真ではイマイチ伝わりませんが、実物を見るとかなり大きくてびっくりします。

 

 

こちらが京都御所内で最も格式が高い紫宸殿。即位の礼など超重要な儀式はこの建物で行われました。

 

 

この橋は一般人は渡れません。見物客が旅行会社のガイドさんに「僕たちは渡れないんですか?」って聞いたらガイドさんは「以前、エリザベス女王が渡られました」と答えてました。答えになってないけど、これほど明確に理解できる答えはありません。

 

 

こちらが天皇陛下の普段の生活の場である清涼殿です。

 

 

清涼殿を正面から。ここで歴代の天皇陛下がお暮らしになってたと思うと、なかなか感慨深いものがありますね。

 

 

清涼殿の裏側です。襖絵がとてもきれいでした。

 

 

京都御所の中は思った以上に広かったです。庭もあって、紅葉の時期はさぞきれいなんだろうなと思いました。もし機会があれば行ってみてください。

平成31年3月12日(火)から3月21日(木・祝)までの10日間、公開されています。最終入場は15:50、退場は16:30。ゆっくり見るなら90分程度は見ておいたほうがいいでしょう。