超高齢社会を迎え、下流老人・貧困老人という言葉が最近、頻繁に取り沙汰されるようになってきます。早い話、お年寄りになってお金も身寄りもなく、生活保護を受けたり、ホームレスになったり、孤独死を迎えたり・・・ そんな人たちのことです。
2019年の現時点では、まだ年金が支給されているからマシですが、現在40代の人たちが老人になったとき、どうでしょう?年金はもらえることはもらえるかもしれませんが、ちゃんと生活していくほどはもらえません。ということは、下流老人の割合は今よりもっと増えることが予想されます。
「老人だなんて、まだまだ先の話だし」
と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。よく考えてみてください。
40代の人はあと十数年で60歳です。
例えば45歳だとしたらあと15年です。15年って聞くと長いように感じるかもしれませんが、実際にはあっという間です。15年前を想像してみてください。30歳です。ついこないだのように感じませんか?年々歳を取るのが早く感じるようになるので、これからの15年はさらに早くなっていきます。
下流老人にならないために
下流老人にならないために、具体的に何をすればいいかと言うとやはりお金が一番重要です。お金が無くても助けてくれる人がいれば安心とか、コミュニケーション能力を高い人は周りが助けてくれるとかいいますが、とりあえずお金があれば問題はかなり限定的になります。
だからといって、急に収入を増やしたりは出来ません。節約も限界があります。なのでオススメは投資を始めることです。
「投資なんていきなり勝てるわけねーよ」
って思う人も多いかもしれませんが、いきなり勝つつもりでやるのではありません。まずはお金に対して向き合うことを投資を通じて意識することが大事なんです。
投資でお金の問題にフタをしない人間になる
お金の問題を抱えている人、簡単に言えば金運が悪い人の多くは、お金の問題にフタをして考えないようにしていることです。お金のことをあまり考えず、常にどんぶり勘定でやってると、いくら稼いでもお金が無くなったりします。事実、年収1,000万円なのに借金で苦しんでいる人がたくさんいます。
貧困になる主な原因は低収入ではなく、お金の問題に向き合わないことです。
今までお金について考えて来なかった人は、投資を通じてお金のことを考えるだけで、生活がずいぶん変わるケースが多いのです。
まずは毎月、投資する金額を決めます。最初のうちは収入の2%ぐらいを投資に回せるといいですね。給料30万円の人は6,000円、給料50万円の人は1万円を投資に回せるといいでしょう。投資先は株でもFXでも仮想通貨でもなんでもいいです。最初は少ない金額から始めるのがいいです。
投資で上手く行く場合も、ダメな場合もあります。でもやっていくと興味が出てきて楽しくなってきます。そして投資額を増やしたいと思うのが人情です。毎月1万円を投資に回している。これを2万円にしたい。と思うと、普段の生活に目を向けるようになります。例えば新聞を取ってる人はこれをやめれば5,000円浮くなとか、毎週飲みに行く人は、2週に一回にしたら2万円浮くなとか。保険を見直したら2万円浮くかなとか、こうやって自分の生活の中で無駄な出費が多いことに気付き、結果的に節約になるんです。
いまやる投資としては仮想通貨はいいかも
2019年4月6日現在、ビットコインの価格は50万円代。まだまだ仮想通貨が普及しているとは言えません。これが普及しだすと300万円まで上がるという観測もあります。もちろん値動きも激しいので、損失を出すこともあるかもしれませんが、これから上がるのは間違いないと思います。
なにより仮想通貨がいいのは少額から投資が可能なことです。1万円からでも買うことが出来ます。株式投資は100万円ぐらいないと出来ませんし、FXでも10万円ぐらいは必要です。最初、少額で投資を始め、増やすことよりもお金に向き合うことを目的にするなら、仮想通貨が一番いいのではないかと思います。
投資に慣れてきたり、投資資金が増やせるようになってきたら、他の投資を始めるのもいいかもしれませんね。