男子たるもの心躍らせるのは時計と軍事関係。そんな小さな機械に何十万も出すなんて!と嫁に言われようが、やっぱり高級時計を見つめるとうっとりするし、やっぱ戦争は良くないよと言いながら、最新の兵器や銃を見てワクワクしちゃうのだ。それが男子ってもんだろ。

つまりは、軍に採用された時計と言われると、これはもうワクワクを通り越してしまう。悟空も好きだし、ピッコロも好きだけど、その二人が一緒に戦うなんて!みたいな感動があるわけです。

ここでは過去、世界の軍隊に制式採用された時計ブランドをピックアップして、ご紹介いたします。写真の時計は制式採用された時計そのものではないのでご了承ください。
高級ブランド腕時計のサブスク

 

ブライトリング

軍に採用の時計と言われて真っ先に思い浮かんだのがブライトリングの人は空軍好き。

1939年、英国空軍が第二次世界大戦に向けて大量のオンボードクロノグラフを発注しました。腕時計ではなく、飛行機の計器としてのクロノグラフです。軍の機密だったため、納入の際は夜間の牧草地に車数台で出向き、一斉にヘッドライトを照らし、その光を見て軍の飛行機が着陸して荷物を積み込んだというスパイ映画みたいなことが行われたようです。このオンボードクロノグラフは性能が認められ、他国の空軍機にも採用されるようになったとか。

ほか、1984年にはイタリア空軍のアクロバット飛行隊に制式採用されています。ブライトリングと言えば空軍、空軍と言えばブライトリングっていうイメージが強いですね。

ブライトリング@銀座RIZIN

パネライ

ブライトリングとは逆に海軍と言えばパネライっていうイメージが強いです。

1930年代、イタリア海軍から潜水部隊用時計の依頼を受け、ロレックスの技術供与のもと、ダイバーズウォッチを作りました。ただパネライ独自のリューズガード&レバーで、当時の常識だった100m防水を大幅に超える200m防水を達成したことから、イタリア海軍から大量の注文が来ます。その後、エジプト軍、イスラエル軍でも制式採用されております。

そんなことで軍専用の時計ブランドだったわけですが、イタリア海軍から「軍用品だから民間向けに販売すること禁止!」って言われてたので、しばらくは世に知られない存在でした。

1993年にイタリア軍との軍需契約が終了することで、民間用にも販路を広げたようです。1993年にいきなり知らない時計ブランドが、しかも高級なのが出てきて、最初はぽっと出のブランドのように見えましたが、よくよく話を聞いてみるとそういうストーリーがあったので、一気に人気が出たと記憶しています。

パネライ@銀座RIZIN

ロレックス

現在、絶賛超人気中のロレックスですが、1930年代にサブマリーナーがイギリス海軍に制式採用されています。防水性能を含め、逆回転防止ベゼルやヘリウムバルブなど、今のダイバーズウォッチの形を作ったのがロレックスです。

パネライのところでもちらっと出しましたが、パネライ一族が経営していた「スイス時計店」がロレックスの初期の代理店だったこともあり、パネライはロレックスからムーブメントとケースを提供していました。今までロレックスがケースやムーブメントなどを提供したのはパネライ一社のみです。

なんで提供してもらわなくちゃダメだったかと言うと、まあぶっちゃけその当時のロレックスの防水技術がダントツだったんですね。パネライの技術では、潜水に耐えうる性能を出せなかったわけです。イギリス海軍側のロレックスが、敵国のイタリア海軍に技術供与をしていたなんて、ちょっとなんかすごい話です。

ロレックス@銀座RIZIN

IWC

IWCのパイロットシリーズのマーク11は1949年から英国空軍の制式採用を受け、1981年までの32年間も採用され続けてきました。実はイギリスだけではなく、イギリス連邦の各国でも採用されています。

IWC@銀座RIZIN

番外編:オメガ

オメガは軍隊での制式採用はありませんが、NASAのアポロ計画に採用されたのは有名な話です。ブローバの音叉時計とスピードマスターで争って、初めて月に行く腕時計の名誉を得ましたが、実はブローバもアポロの計器類に採用されており、また非公式ながら一部の飛行士がロレックスGMTマスターを私物として持ち込んだという話もあります。

オメガ@銀座RIZIN

このページの掲載写真は誰のもの?

このページにある写真はすべて僕が撮影したものですが、全部自分のもの!ではなく、全部お借りしたものです。KARITOKEの腕時計のサブスクの会員になっていて、それでレンタルしたもの。いろんな時計が借りられて楽しいです。

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