株塾の入会を検討されている方の中で、相場先生の手法がFXにも有効かと気にされている方も多いと思います。なにせ株塾ですからね~。FX塾なら良かったかもしれませんが、株にしか有効じゃないんじゃないの?って思うのも無理はありません。
相場先生の手法はFXにも有効です。
以下に詳しく解説していきたいと思います。
基本的にチャートは同じ
相場先生の手法、株塾で教えてもらっていることは株の取引になりますが、よくFXのチャートも題材として出てきます。なぜかと言うと、基本的にはチャートの動きは同じなんですね。もちろん、FXなら雇用統計や金融政策、株なら決算や会社のトラブルなどで大きく動くことはありますが、そういうイレギュラーを除けばだいたい同じになります。
では実際のチャートを見てみましょう
Q:以下の4つのチャートから、ドル円(USD/JPY)を当ててください
※金額は隠し、あえて同じような形のチャートを選んでいます
正解は・・・
Bがドル円のチャートでした!
ちなみにA:トヨタ自動車、C:NZD/JPY、D:ソフトバンクグループです。
当てられた人はほとんどおられないのではないでしょうか?チャートを見ただけでは、ドル円はおろか、FXと株のチャートを見分けるのも難しいです。難しいっていうか無理!
つまり、FXのチャートと株のチャートはほぼ同じ動きをするわけです。
なんで株とFXが同じ動きをするの?
なぜ株とFXの動きが同じになるのでしょうか?この疑問は株塾の勉強会で相場先生が何度も仰ってます。
「多くの人が関わって決まるのが株価。人の心理は同じなのでFXでも株価でも同じ動きになる」
ということです。FXは世界中の人たちが取引していますし、大型の日本株も世界中の投資家がトレードしています(日本株の6割が外国人投資家の取引と言われています)。また金や原油の先物取引(CFD)やダウ平均などの各国市場の指数も同じですね。ビットコインなど取引の多い暗号通貨も同じかもしれません。
出来高が少ない株は注意
大型株やFXは問題ないのですが、出来高が少ない株は変な動きをすることが多いです。
例えばこちら
キャリアバンク(4834 )という会社です。出来高が500株ほどしかありません。500株ってことは一日5人しか取引してないってことですね。そういう出来高が少ない銘柄は、上記の図のように株価が決まらず、株価がバタつくことになり、通常の動きはしません。また自分が買うことで株価が上がったりするので、ちゃんとトレード出来ないんですね。
つまり
- 大型株(JPX400、日経225など)
- FX
- 金、原油などの先物
- 各国指数
は同じような動きをするので、相場先生の手法が有効だと言うことです
相場先生もドル円の解説をしています
実際、相場先生もドル円の解説はされています。こちらは2023年5月9日のラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」のYoutube動画です。
このようにドル円の解説もされています。相場先生の手法がドル円などのFXにも有効だと言うことですね。
逆に相場式にはFXの方がいい?
相場先生の手法がFXに有効か気になって検索し、このページに来られている方も多いかもしれませんが、むしろFXの方が向いてるんじゃないか?と最近は思ってまして・・・
- FXの方がイレギュラーが少ない
- FXの方が出来高が多い
日本株は決算や配当で大きく値動きがありますし、不祥事や新商品開発などのニュースが出たときにも大きく動きます。一方FXは雇用統計など、動く要因はありますが動きは限定的ですし、発表日も決まってるので対処が可能です。上場はしていませんが、ビッグモーター事件などがあれば、株価は大暴落していたでしょうしね。あんなの予想できないし。
また日本株がいくら大企業であっても、為替の方が圧倒的に取引量が多いです。先程も伝えましたが、出来高が多い銘柄ほど安定的な動きになりますので、より相場式にマッチすると思います。
まとめ
以上まとめますと・・・
- 相場式はFXにも有効
- 株もFXも先物も指数も基本的には同じ動き
- 相場先生もFXを解説している
- むしろFXの方が相場式にマッチしてる?
以上になります。参考になれば幸いです。