当初の予定を一ヶ月遅れて公開になった閃光のハサウェイ。ハサウェイと言ったらおっさん世代では「チェーンを殺したクソガキ」っていうイメージが強いし、誰に聞いても「ハサウェイ嫌い」という感じなのになぜ閃光のハサウェイは見たくなるんだ!?と思いながら見てきました。
結論としてはすげー面白かった。
ガンダムの映画はファーストの三部作と逆シャアしか見てないけど、こりゃ結構上位に食い込むぞ、っていうぐらいの感想。やっぱり技術も上がってるからか、最新のアニメは面白く作ってるよなー。めぐりあい宇宙には勝てんけど。
というわけで、非常に面白くてアラフィフのファーストはプラモデルからハマりました世代にも超オススメですが、いくつか事前に知っておいた方がいいなというネタがありますので、そちらをご紹介します。ネタバレってほどでは無いので、物語のお話には影響しないと思いますが、気になる人はここから下は読まないようにしてください。
目次
ここから下は映画の内容の情報あり(ネタバレってほどではない)
では行きますね
舞台はフィリピンのダバオ
閃光のハサウェイの主な舞台は地球の、フィリピンのダバオっていうところ。
あんまり観光では行かないかもしれないけど、日系人が多いところらしい。マニラやセブなど他のフィリピンの都市とも雰囲気が似てるので、行ったことある人は楽しめるかも。
フィリピンのファーストフードチェーン、ジョリビーも出てくるよ。
これ重要!モビルスーツの進化について
今回の主役機であるΞ(クスィー)ガンダムとペーネロペー(ざっくり言うとνガンダムとサザビーみたいな関係)なんですが、実はモビルスーツの技術革新の中でエポックメイキング的な存在なのです。
モビルスーツは空を自由に飛びたい
モビルスーツって空を自由に飛び回るイメージがありますが、実はそうではありません。自由に飛べるのは宇宙だけ。重力下では結構制約を受けてます。ファーストの時代、ガンダムは地球上ではジャンプしてましたよね。あの時代、あれが限界だったんです。グフなんかもドダイに乗って飛んでました。モビルスーツは飛べないのが基本だったんです。
ファーストの時代
それがZの時代になって可変型のモビルスーツが出動します。ウェイブライダー形状になることによって、地球上でも高速移動することが可能になり、zガンダムはモビルスーツ単体での大気圏突入も出来るようになりました。(ファーストガンダムもやってたけどね。)
Zの時代
よく考えたら、zの時代はほとんどのモビルスーツが可変式。zもメッサーラもガブスレイもアッシマーもバウンドドックも可変式。商業意識したのかな?それでもあんまり売れなかったのなんでだろう~
閃光のハサウェイの時代
実はアナハイム・エレクトロニクス社ではずっとモビルスーツを飛ばすため、研究開発が続けられてきました。そしてまさに今回の映画のタイミングで実用にこぎつけたのが「ミノフスキー・クラフト」です。ミノフスキー付けときゃ何でもイケるのが宇宙世紀。
このミノフスキー・クラフト、ガンオタにとっては常識かもしれませんが、ホワイトベースなどを浮かせる技術です。それを小型化してようかくモビルスーツに搭載することが出来た。その初めての機体がペーネロペーであり、Ξガンダムです。
ΞガンダムVSペーネロペー ¥39,980 左がΞガンダム
なのでこの2機はモビルスーツ単体で、変形無く空を自由に飛べるんです。これ知ってると映画見たとき、おーーー!ってなると思うよ。僕は知らなかったから、ふーんって感じだった。
ややネタバレだけど、公式のあらすじに載ってる内容
ここからはややネタバレになりますが、知ってる人も多いと思うし、知っておいた方が物語にすんなり入っていけるし、そもそも公式サイトのSTORYのところに書いてあるので別にバラしても構わないと思うので書きます。
気になる人はここで閉じてくださいね。
では書きますよーーー
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ハサウェイはテロリスト
ハサウェイは、反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンのリーダーであり、組織のリーダーとしての名前もマフティー・ナビーユ・エリン。ボンジョビのリーダーがボンジョビなのと同じですね。地球連邦政府が腐ってるからテロリストが正義!みたいなロジックなんでしょう。今回、回想ですら出てきませんでしたが、ブライトも頭が痛いねぇ・・・
逆襲のシャアは見といてね
閃光のハサウェイを観る前に最低でも逆襲のシャアは見ておきましょう。
っていうか、これ見てないのに閃光のハサウェイ観たいって思うおっさん世代がいるとは思えないけどね。逆襲のシャアはアマゾンプライムなどの各種動画サービスやYoutubeのガンダムチャンネルでもたまに無料でやってます。