株塾の相場師朗先生が教える手法のひとつ、クチバシについて解説していきたいと思います。このクチバシはトレンド転換を見つけるのに効果的な考え方なので、ぜひとも学んでください。
- こちらの手法公開は株塾に許可を得ています。
- この手法は儲ける力が身につく! 相場師朗式 一生モノの株ドリル他、相場先生の各書籍で詳しく掲載されています。
- 投資は自己責任でお願いします
クチバシについてざっくり図解で説明
それでは相場式のクチバシについて解説していきましょう。
上記の図のように移動平均線が交差しているところです。ただ交差しているだけじゃなく角度が鋭角になっているところがクチバシになります。
クチバシ :赤も緑も上昇して交差
逆クチバシ:赤も緑も下落して交差
というのが条件となります。
こういうのはクチバシではない
逆に上図のように、交差をしたとしても、移動平均線が逆を向いていたり、片方が横ばいだったりしたときはクチバシとはいいません。
ちなみに今回は赤と緑で解説していますが、緑と青、青と紫など近い期間の移動平均線の交差もクチバシと呼びます。
実際のチャートで見てみよう
上の図のオレンジ○がクチバシ、逆クチバシの場面です。直後、エントリーすると大きく動くことが分かります。逆に青○のクチバシもどき(交差しているけど鋭角ではない)ではあまり動きが良くないことが分かります。
もう一つチャートを見てみましょう
上図のように、やはりクチバシのところは大きく動きます。ただ必ずしも大きく動くわけではなく、あまり動かないときもありますね。なのでクチバシだけでエントリーを決めるのではなく、他のテクニックも交えてトレードしていきましょう。
まとめ
以上まとめますと
- 移動平均線が鋭角で交差しているところがクチバシ
- クチバシの後は大きく動くことが多い
- クチバシだからと言って必ずしも大きく動くわけではない
参考になれば幸いです。