かつてはトヨタとNT戦争と呼ばれるほど熾烈なシェア争いを繰り広げた日産自動車(7201)。ゴーン登場で一時は復活したが、やっぱり失速して今はシェアを落としています。その日産自動車、今後10年はどうなるのか、予想してみましたので参考になれば幸いです。

まずは過去の株価から

こちらは日産自動車の年足チャート。ローソク足一本が一年で30年分のチャートです。株式分割があったのでその価格は調整しています。この30年は400円~1400円の間で乱高下。年単位で見ると値動きの激しい銘柄になっています。

  • 93年:756円
  • 03年:1224円
  • 13年:884円
  • 23年:592円

となっています。最高値は07年の1557円。最安値はその2年後の09年に261円を付けました。そこで買えてれば・・・逆に高値で空売りを入れた人は大ラッキー。1年か2年で1/6近くになっていますしね。大儲けです。

株塾式で10年後の株価をテクニカル考察

現状は大きく下げていますが、前の安値に差し掛かり、23年は上げて陽線となっています。

下げ9本目
株塾では一旦の上昇もしくは下落は9本、17本、23本付近で止まりやすいという法則がある。現在、9本目で陽線なのでこの価格帯で下げは止まる可能性大。

しこり1
直近2年は下値が400円で、00年前後も400円付近が下値。この価格帯で反発の可能性あり。

しこり2
最安値近辺のしこり。400円を割り込んでも、この価格帯も支持になり止まる可能性。逆に割り込めば大幅下落。

しこり3
98年の最高値、10年、11年の最安値が600円近辺。23年の実体も600円近辺で、このしこりで止まっている可能性あり。

 

下げの勢いは強いものの、9本使い、しこり1で反発陽線、直下にもしこり2があるので、ここで下げ止まる可能性は高いと考えられます。ただ現在の価格がしこり3に当たっていて、来年すぐに上げるという形にはならないかも。逆にしこり3を抜けると上昇していくでしょう。

10年後予想を図で解説

今後の展開を予想してみます。まずは来年のローソク足がMA5(赤)の上に来るか、下に来るかが結構重要ポイント。

①1000円抜けパターン
まずMA5の上で陽線が出ると下半身となります。下半身は株塾ではとても重要な買いのサイン。そのまま上昇するでしょうけど、1000円の大きな節目を抜けてくると、前高値の1400円ぐらいまで伺う可能性もあります。

②上昇だが1000円負けパターン
下半身となったが、1000円の節目で反落するパターン。1000円行く前にも800円や下げてるMA10などで反落することもあるので注意が必要。1000円行くまでに下がると高値切り下げで大きく下げる可能性もあり。

③下がるがしこり反発パターン
一旦下がるものの、しこり1、2で反発して上昇するパターン。前安値が300円近辺(しこり2)なので、ここまでは下がる可能性は十分あり。その後反発したらうれしい。

④しこり割れパターン
あまりないと思うが、このままどんどん下げてきて、300円(しこり2)を割ってくると、さらに安値を伺うかも。

 

つまり10年後は・・・

  • ①なら1400円付近
  • ②なら400~800円
  • ③なら600円~1000円
  • ④なら200円付近?

ぐらいが想定されるのではないでしょうか。先程も書きましたが、④はあまり想定してないので、基本的には上昇だと思います。

※投資は自己判断でお願いします。またこの見解は株塾並びに相場先生の見解ではありません。あくまで一塾生の管理人の見解です。

今回の予想は株塾生なら誰でも出来る

ここで書いた株価の予想ですが、株塾生にとっては初歩的なことなので、ある程度学んだ人なら、誰でも同じようなことは言えると思います。気になる方は株塾の公式サイトをチェックしてみてください。

参考:株塾ってどんなところ?

 

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