It’s a Sonyってことで、テレビやウォークマン、ビデオデッキなど、若者向けの家電が多かったイメージのソニーG(6758)ですが、今やゲーム、音楽ソフト、映画、金融など幅広い分野で好成績を挙げています。よく考えたら、今も昔もエンタメ企業だね。そんなソニー、今後10年はどうなるのか、予想してみましたので参考になれば幸いです。
まずは過去の株価から
こちらは東京電力の年足チャート。ローソク足一本が一年で30年分のチャートです。株式分割があったのでその価格は調整済み。見たところ、最安値が772円なのに対し、最高値が16,950円とかなりボラリティが高い銘柄となっています。最高値と最安値の差、なんと約22倍!すげーーーー。今も1万円以上の価格を維持していますので、最安値で買った人は大儲け。
過去の株価は
- 93年:2755円
- 03年:3710円
- 13年:1826円
- 23年:13,220円
となっており、23年以外は比較的安定しているようにも見えますね。99年、00年の価格が異常だったと考えれば順調推移ですが、ここ数年も10,000円以上をキープしています。
株塾式で10年後の株価をテクニカル考察
生徒数3,000人を超える株塾の相場師朗先生の教えから、これからの株価の予想を考察してみましょう。
PPP
株塾式で重要な指標のひとつ、PPP(パンパカパン)。現在、MA30、20、10、5が上向きで順番通りに並んでいます。この状態は強い上げのサインですので、これからも上昇が期待できるように見えます。
上昇10本で最高値
ただし上昇10本で最高値を付けたが一旦下げています。株塾では一旦の上昇もしくは下落は9本、17本、23本付近で止まりやすいという法則がありますが、その法則から行くと上昇は終了の可能性はあります。
15000円しこり
99年の終値あたり、前高値の15,000円でしこりがあります。前高値があるとその付近で止まりやすいので、やはり上昇の終焉が訪れた可能性があります。
投資家にとって前の高値はかなり意識されるところ。この価格で反落する可能性はかなり高いです。逆に、この価格を抜けていけば大きな上昇も期待できます。この銘柄のポイントは15,000円だと言えるでしょう。
10年後予想を図で解説
今後の10年の株価の動きですが、とりあえず3パターン予想してみました。
①15,000円抜け17本コース
まずはこのままどんどん上昇するパターン。PPPなので元々強いわけですが、15,000円がやはりネック。これを越えてくるならばさらに上昇の可能性あり。17本上げるとなると、あと7年は上昇を見込めるので、そうなると25,000円~30,000円ぐらいの株価になるかも。
②15,000円で反落、10,000円で反発コース
ただしそうは問屋が卸さない。15,000円で反発して下げるものの、10,000円もかなり大きな節目。20年~23年は10,000円を意識されているので、一旦下がるもここで反発は考えられます。そうなると上の15,000円との間で挟まれてBOX相場を形成するかも。
③15,000円で反落、そのまま下落コース
15,000円で反落、そのまま10,000円も割るとなると、さらに大きく下げる可能性もあり。目安としては5,000円か?
というわけで10年後のソニーは・・・
- ①なら25,000円~30,000円
- ②なら10,000円~15,000円
- ③なら5,000円付近?
という感じで予想します。
※投資は自己判断でお願いします。またこの見解は株塾並びに相場先生の見解ではありません。あくまで一塾生の管理人の見解です。
今回の予想は株塾生なら誰でも出来る
ここで書いた株価の予想ですが、株塾生にとっては初歩的なことなので、ある程度学んだ人なら、誰でも同じようなことは言えると思います。気になる方は株塾の公式サイトをチェックしてみてください。
参考:株塾ってどんなところ?