原子力空母となると、一隻あたり5000人以上のクルーが乗り込み、一つの街とも形容されるほどです。5000人って言ったらもう自治体レベル(しかも失業率0%w)。さてこの空母ですが、一隻買うとしたらいったいいくらぐらいになるんでしょうか?調べてみました。

最も有名な攻撃空母

 

米海軍の最新鋭原子力空母

米海軍の最新鋭空母はジェラルド・R・フォード級。その一番艦であるジェラルド・R・フォードは、2017年就役の最新鋭艦です。前級のニミッツ級空母が1975年就役ということで、40年ぶりの新型空母ということです(ちなみにニミッツ級は10艦ともに現役です。大規模整備を随時行っていて、将来的には原子力空母を20隻で運用するみたいです)。

 

そのフォード級の一隻あたりの建造費は・・・

130億ドル≒1.5兆円

※ 1ドル=115円計算

 

えげつない金額ですね。1.5兆円と言えば、花王や楽天、ヤマト運輸の年間売上高に匹敵します。やばいっすね。ちなみにこの金額は前級のニミッツ級の建造費の約2倍。なんでそんなにかかるんだーってもめてるみたいですよ。

 

海上自衛隊の最新鋭艦

さて一方、我が国日本の 誉れ高き航空母艦 護衛艦のいずも型。フォード級は一兆円超えでしたが、いずも型はいくらぐらいになるのでしょうか?

 

いずも型護衛艦の一隻あたりの建造費は・・・

1200億円

 

思わず安い!って思ってしまった。十分結構なお値段です。それでもフォード級の10分の1のお値段です。ちなみに乗員は470名でこちらも10分の1ほど。搭載機数もフォード級75機に対して、いずもは8機~16機(推定)なので、まあこちらは10分の1ってほどでもない。

参考:いずも型護衛艦はF35Bを何機搭載出来るのか?

 

中古の空母はいくら?

中古の空母なんて売ってるの?って思われるかもしれませんが、実際に販売されて売却されています。いくつか例がありますが、面白いのがワリャーグ、後に中国初の空母である遼寧に生まれ変わる艦です。

ワリャーグは元々、ソ連が建造していた空母で、建造途中でソ連が崩壊し、造船所が現在のウクライナにあったため、一旦はウクライナの所有物になりました。その後、ロシアはいらないって言うし、ウクライナは必要ないってことで新興国の軍に売りに出したんだけど、40億ドルとふっかけてたので、売り手が見つからずしばらく放置されました。

その後、マカオの民間会社が「上海で海上カジノをする」って言って買い付けて、そのまま軍に横流ししたらしい。しかもその会社の社長は中国の退役軍人(笑)。まんまとやったわけです。

 

そのワリャーグ、民間会社が購入した価格は・・・

2000万ドル≒20億円

※ 1ドル=115円計算

 

最初に売りに出したときの200分の1の価格。それを買った中国はなんかすごいですね。

 

20億円なら買えそうじゃない?

1.5兆円はさすがに無理だし、1200億円でも無理だけど、20億円ならなんか個人でも買えそうじゃないですか?前澤さんとかホリエモンなら一人でも買えそうだし。

 

例えば1億出せる人が20人集まれば・・・

1億っていうと、高いマンションならそのくらいしますしね。もちろん高収入の人に限られていますが、一般の個人でも出せない金額ではありません。そんな人が20人集まって、空母を一隻買うって、なんかロマンがありますよねー。

 

まあ普通の人には到底厳しい話ですが・・・

 

 

このチャート・・・

 

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